「Twilight Express 瑞風」山陰コース(上り)①

JR西日本

憧れた深緑の列車

もし、タイムマシンに乗って、1度だけ乗車することができるチャンスがあるのなら、「トワイライトエクスプレス」に乗車したいと何度も思ったことがあります。
深緑の大人の豪華な旅を感じさせてくれる列車が大阪から札幌へ運転されていたという時代がとても羨ましく思います。

「大人になったら、あの列車に乗りたい」

そのように思わせてくれる列車でもありました。
1番最初にトワイライトエクスプレスを見たのは、小学生の頃に大阪駅で札幌に向けて発車するところでした。その時も、他の列車とは違う雰囲気を感じていましたが、当時はあまりどういう列車なのかは理解していませんでした。その後、高校生の時に京都駅の0番乗り場と湖西線で走行しているところを見かけただけになります。わずか、3回しか見たことがありませんが、記憶に強く残っています。
定期運行・臨時団体運行後は一部の車両が京都鉄道博物館で静態保存されています。車両は博物館の外にありますが、錆などもなく綺麗に整備されています。

EF81 103号機
Twilight Expressのロゴ

新しい憧れ「Twilight Express 瑞風」

大阪〜札幌間を走行するトワイライトエクスプレスには乗ることはできなくなりましたが、新しいトワイライトエクスプレスが、今も走り続けています。
今回はトワイライトエクスプレスの伝統と誇りを引き継いだ「Twilight Express 瑞風」に乗車する機会が来ました。瑞風に関しては2回目の応募で当選しました。昨年の四季島は1回目で当選し、まさかの2年連続でクルーズトレインに乗車することになるとは予想していませんでした(^_^;)

今回の当選は時期がいまいちということもあり、キャンセルも視野に入れていましたが、諸々の予定も解決したため乗車することにしました。コースは「山陰コース(上り)」を選択しました。「山陰コース(上り)」は月曜日出発ということもあるためか他のコースよりも当選しやすいのでしょうか。(「山陰コース(下り)」は土曜日出発のため週末に乗車することができます。)私が「山陰コース(上り)」に乗車したかったのは、下記の理由になります。

山陰コース(上り)の特徴

・出雲大社

・乗車時間最長

・山陰本線完乗

瑞風のツアーで唯一「出雲大社」へ訪問することができるのが、「山陰コース(上り)」になります。人生で1度も訪れることがなかったため、瑞風に乗って訪問することができたら良いなと考えていました。また、「山陰コース(上り)」のコースが瑞風のツアーで車両に乗車している時間が最も長いツアーになります。下の表がそれぞれのコースの所要時間をまとめたものになります。

    出発駅到着駅出発時刻到着時刻観光時間乗車時間
山陰コース
(下り)
大阪駅下関駅10:00〜10:3015:45〜16:15約8時間30分約21時間15分
山陰コース
(上り)
下関駅新大阪駅9:15〜9:4517:00〜17:30約6時間45分約25時間00分
山陽コース
(下り)
新大阪駅下関駅11:30〜12:0015:45〜16:15約7時間15分約21時間00分
山陽コース
(上り)
下関駅大阪駅10:15〜10:4516:00〜16:30約7時間15分約22時間30分
山陽・山陰
コース
新大阪駅新大阪駅11:30〜12:0017:00〜17:30約16時間45分約36時間45分
瑞風の乗車時間

山陰コース(上り)は集合時間が早く、立ち寄り観光時間も短い時間になりますが、解散の時間は他のコースとはあまり変わりません。そのため、他のコースよりも瑞風に乗車している時間が長く、水風自体の列車の旅を堪能したい人には1番適しているコースになります。瑞風でしか行くことができない場所や観光できない場所もありますが、最初の乗車は瑞風の車内や雰囲気を楽しむことができる時間が長い方が良いでしょう。

まとめ

憧れの存在であった「Twilight Express 瑞風」に乗車することができるチャンスが目の前までにやってきました。
以前に乗車した「TRAIN SUITE 四季島」はカシオペアの次をに担うフラッグシップとしてデビューしましたが、「Twilight Express 瑞風」は先代の「Twilight Express 」を継承して登場しました。しかしながら、新緑の車体に大人の雰囲気を出している存在は変わりません。次回から「Twilight Express 瑞風」の車内や立ち寄り先を紹介していきます。

下関駅(出発前)

ーつづくー

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