「Twilight Express 瑞風」山陰コース(上り)④

JR西日本

出発進行!

客室で今回の1泊2日コースの予定についてアテンダントさんから紹介がありました。待望の「Twilight Express 瑞風」に乗車したことができたので、車内を色々と散策していたため、案内を待たせていました(汗)

最後尾から見える景色

「Twilight Express 瑞風」で一番最初に訪れたいと思っていた展望デッキへ行っていました。9号車は前寄り(大阪方面)に位置するため、展望デッキに行くためには端から端へ移動する必要があります。また、多くの時間が展望デッキに最も遠い客室になるため、今回は車内を歩く機会が多かった気がします。「Twilight Express 瑞風」は、現在の日本の列車では走行中に車外に出ることができる数少ない列車になります。どのような体験ができるのかとても楽しみにしていました。

シャンパンの提供

四季島の乗車時はおどおどすることが多く、緊張していましたが、今回は前回よりも気軽に写真を撮影させてもらうことができました。ウェルカムドリンクとしてシャンパンをいただくことができました。乗車しているときはどのようなもの飲み物ということを確認することは少ないため、後から確認しましたが、やはり良いお値段がしていました。やはり、美味しいものはしっかりと良いお値段がするのですね・・・

お茶会

「Twilight Express 瑞風」に乗車してから最初のイベントはお茶会になります。全コースのお昼間に5号車のラウンジカーSALON DE L’OUEST(サロン・ドゥ・ルゥエスト)で「瑞風茶会」が催されます。昨年は列車の中でフランス料理を食べる機会がありましたが、今年は車内で抹茶を飲む機会が来るとは思っていませんでした。

瑞風茶会の参加券

「Twilight Express 瑞風」では動く車内でお茶を点ててくれます。お茶を点てる前に使用する陶器や使用するお茶の説明をしてくれます。お茶菓子についても季節ごとに違うものが提供されるそうです。お茶菓子は甘過ぎず、主張が激しいものではないものでした。

陶器は兵庫県尼崎市の琴浦窯の和田桐山による瑞風オリジナルになり、1つずつ少しずつデザインも異なるものになります。次回に乗車するときはどのような陶器が出てくるのか楽しみになりました。

お茶会の様子

茶会自体も経験することがない機会となりますので、乗車前には必ず作法をよく確認してから乗車することをオススメします。乗車してから確認していると、スマホと睨めっこすることになるため、せっかくの時間をいつもの列車と同じ時間を過ごすことになります。私は前日の飛行機に搭乗するまでの時間に複数のサイトを一生懸命に見ていました(笑)
このような機会があることで1つずつ新しいことを学習することができるので、とても良い社会人勉強となっています。

1日目の昼食

アール・デコ調を意識したメニュー表
メニューの内側
ペアリングのワイン
アミューズ

前菜になるアミューズは3種類の盛り合わせになりました。鯵の炙り、鰯のベッカフィーコ、生ハムのパンナコッタの中では生ハムのパンナコッタがとても美味しかったです。今までに食べたことのない味、新鮮な料理になりました。

日本海の青海苔クロワッサン
レモンビール入り夢こむぎブティパン

青海苔のクロワッサンは磯の香りがするパンになります。お店では食べることがないクロワッサンになりました。ブティパンはどのような味がしていたのか忘れました・・・。すみません。

奥出雲和牛の赤ワイン煮込み
手打ちパスタ ファルファッレ

ペンネ形状のパスタが赤ワインの芳醇な香りと細かい牛肉が絡み合っているパスタ料理でした。見た目通りの味をしていましたが、見た目以上にボリュームを感じる濃い味わいでした。赤ワインを飲みながら食べるパスタとしては今までで一番美味しかったパスタです。

石見ポークヒレ肉のインボルティーニ ニンニクのソース

ニンニクの味がしっかりと感じる味付けになっていました。このようなコース料理でニンニク味がしっかりとしたものが出てくるとは思っていなかったので、新鮮な味でした。お肉は周りをベーコンか他のお肉で巻き、中のヒレ肉とは異なり、周りはサクッと、中はジューシーな味わいになっていました。お肉はそれほど大きなサイズではありませんが、味付けと歯応えで量以上の満足感を得ることができる逸品でした。

メロンのコンポジション

メロンジュースを飲んでいるかのようなきめ細やかな泡?アイス?なのかと感じるデザートでした。ちなみに、コンポジションはフランス料理では「組み合わせ、混ぜ」という意味になるそうです。とてもクリーミーな味で、飲むアイスクリームのようなデザートでした。

まとめ

今回は1日目の昼食までになります。
とうとう夢の時間が始まったという実感が少しずつ湧いてきました。今までは外からしか見ることができなかった列車の中にいることがとても嬉しい気持ちになりました。
瑞風茶会では忙しい日々では感じることのない日本の和を感じ、改めて日本という恵まれ、歴史のある国について考える時間になりました。
このコロナ禍でしか経験ができない客室でのお昼ご飯の時間になりました。

ーつづくー

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