きっぷの種類
SuicaやICOCAやPASMOが主流となっている現代では、そもそもきっぷを購入する機会が少なく、きっぷの購入方法自体を知らない人がいるとも言われています。きっぷの購入を知っている人でもどのようなきっぷが存在しているのかをしっかりと把握している人は少ないかと思います。そのため、きっぷのことについて詳しく説明してきます。私鉄会社によっては少し違いはありますが、JRを基本に話を進めていきます。
・乗車券
・特急券
・急行券
・グリーン券
・寝台券
・指定席券
・乗車整理券
きっぷは7種類に分かれていますが、きっぷの役割は移動するための乗車券とそれ以外のきっぷの2種類になります。
・乗車券・・・移動するために必要な運賃
・特急券・・・高速に快適に移動するために必要な料金
JRに乗車する場合は乗車券が必須になります。乗車券に合わせて、高速に移動する際に使用する特急券が必要になります。正確には、高速に移動=特急券という位置付けではありませんが、世の中に認知としては特急券を購入すると早く移動できるというものになります。さらに、快適に移動したい場合はグリー券を購入することになります。
そもそも「きっぷ」って何?
「きっぷ」は有価証券になります。そのため、入鋏(切符に穴を入れること)され、到着駅ではきっぷを回収されることが基本になります。切符の持ち帰りなどはサービスの一環となり、本来は回収される必要があるものであることを知っておきましょう。(2.3回ほど持ち帰りを拒否されたことはあります。)
また、最近ではお手製の無効印を作成している駅もあります。
また、「きっぷ」と「切符」では意味が異なります。「みどりの窓口」に馴染みがある人が多いかと思いますが、JR東海は「みどりの窓口」ではなく「JR全線きっぷうりば」の名称になっています。ここでも漢字ではなく、ひらがなになっています。
「きっぷ」と「切符」の違いは下記のようになっています。
・きっぷ・・・乗車券類のこと
・切 符・・・乗車券類以外で使用するもの(普通手回り品)
ひらがなか漢字という違いはありますが、JRではこのような意味の違いを持たせています。普段は気にすることが少ないですが、豆知識として知っておいても良いかもしれません。
まとめ
2000年代はICカードの普及により近場の移動が楽になりました。そして、2020年前後ではスマホ、スマートウォッチだけで鉄道を利用することができる時代になりました。しかしながら、さまざまな方法で鉄道を利用することができる時代でも、複雑な経路の乗車券を購入紙のきっぷは無くなることはないでしょう。
個人的な話にはなりますが、私はきっぷの持ち帰りをお願いすることが多いです。記念に残しておきたいという気持ちもありますが、私の場合はこのきっぷが日記のような役割を担っています。「この乗車券はこことここを回ったな。」ときっぷが思い出させてくれます。そのため、家には多くの切符が残っています・・・笑
話は脱線しましたが、複数の乗車券がありますがルールを知り、正しい購入をしましょう。
特に、首都圏内の大回り乗車する場合はICではなく、きっぷを購入しましょう。ICの場合は入場時刻から退場時刻まで極端に長い場合は不正乗車として認知される場合があります。このようなトラブルに遭わないようにするためにもきっぷも使用しましょう。
ーおわりー
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