東海道新幹線「特大荷物コーナー」とは
最近の東海道新幹線では、車内販売や喫煙室が廃止されたり、車内チャイムが変更になったり、と無くなったり、変わったことが多くあります。その一方、近年で追加されたのが、仕事や勉強の空間として利用することが前提とされているS Work車両(7号車)や特大荷物のスペースが追加されています。この「特大荷物コーナー」は2023年から導入されています。
今までは最後尾座席の後ろにスーツケースを置こうとして予約していたが、先に置かれていたことなどを防ぐことになるので、トラブル防止にはつながるかと思います。訪日外国人にも大きな荷物をどこに置いていいのか不明なことがあるため、公式から案内があるととても安心かと思います。私自身も海外の列車でスーツケースをどこに置けば良いか不明なことがありましたので、公式からの案内はあったほうが安心します。
東海道新幹線「特大荷物コーナー」を使用してみた
実際に、今回は東海道新幹線の「特大荷物コーナー」を使用してみました。
荷物入れは上段用、下段用の2箇所で区分されています。通路側が上段か窓側が下段を使用することになっているようです。最初はどちらを使用すれば良いのかわからず間違って使用することになりそうです。この部については、もう少しアナウンスや注意書きを大きく記載されていても良いのではないかと思います。
このダイヤルに関しては使用している号車と座席番号で決定しているようです。こちらに関しては特大荷物コーナーに指定されている座席がある程度決まっているので、すぐにわかってしまうのではないかと感じました。このダイヤルに合わせて、ICカードによる施錠の2種類かつ異なる方式を使用しているので、防犯性は高いかと思います。ダイヤルに関しては容易に解錠されるものになっているため、いつかは更新されるものかなと考えています。
荷物をゲージ内に入れ、ワイヤーロックをスーツケースの手持ち部分に回し、元の位置に入れ直します。最後は白いボタンを押下し、ICカードで施錠を行うことになります。おそらく、ICカードを所持していない人は特大荷物スペースに荷物を置くことになるかと思います。外国人観光客で「JAPAN RAIL PASS」を使用して旅行している人には不便かもしれませんが、何かしらのICカードは購入することがあるので大丈夫なのでしょうか。
施錠した後はランプが青色→赤色へ変更されます。さっきまで抜けたワイヤーロックが抜けなくなりました。これで荷物の設置ができました。
スーツケースを「特大荷物コーナー」に設置した様子になります。3辺の合計160cmほどのスーツケースの場合は余裕空間があり、ゲージ内で少しバタバタする形になります。
解錠は施錠とは逆の手順を行うことになります。
まず、ICカードでワイヤーロックを取ります。
次に、決められたダイヤルを入力して、バーを上げることになります。
施錠した方法を覚えていたら、降車駅に着いてから荷物を取り出すことができるほどの簡単さではありますが、ダイヤルの部分で手こずる可能性はあります。そのため、降車駅を降り損ねることが起きるかもしれないので、できるだけ降車駅到着前には荷物を取り出す方が良いかと思います。
おわり
東海道新幹線の「特大荷物コーナー」を使用してみました。
感想としてはまだ使いにくい部分はあるが、どこに荷物を置けば良いのかははっきりして前よりかは荷物の紛失の問題などが解決されていると感じています。使用方法についてはダイヤルとICカードにるよる簡単な方法でしたが、個人的にはダイヤルの解除する方法に戸惑いました。ダイヤルの部分についてはもう少しわかりやすくしてもらいたいです。
ーおわりー
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